後志・啄木をめぐるバスの旅



 倶知安〜余市〜小樽の石川啄木ゆかりの地を巡る一日旅。
 啄木の名歌碑、幻の歌碑、小樽日報社の跡などを歩きます。
 小樽散策には、小樽啄木会会長・水口忠氏のガイドもあります。
 昼食は「た志満(たじま)」(啄木一家が小樽で最初に住んだ家)で。
 十月は「小樽日報」が創刊された月。
 百年前、啄木が小樽日報社へ通った道を歩いてみませんか。
(21.10.17)



9:00〜 (京極町・湧学館スタート)


@倶知安(9:20)/駅前歌碑
   真夜中の/倶知安駅に下りゆきし/女の鬢の古き痍あと




A倶知安(9:40)/旭ケ丘公園歌碑
   馬鈴薯の花咲く頃と/なれりけり/君もこの花を好きたまふらむ




B余市(10:30)/水産博物館前歌碑
   神無月/にびいろ雲の下ひくく/白額浮ぶ後志の山




C小樽(11:30)/小樽公園歌碑
   こころよく/我にはたらく仕事あれ/それを仕遂げて死なむと思ふ




D小樽(12:00)/<昼食>た志満(啄木の住居跡)
E小樽(13:00)/小樽日報社跡
   かの年のかの新聞の/初雪の記事を書きしは/我なりしかな(昭和23年仮歌碑)





F小樽(13:10)/小樽駅前歌碑
   子を負ひて/雪の吹き入る停車場に/われ見送りし妻の眉かな




G小樽(13:30〜14:30) 小樽市立文学館見学ほか
H小樽(14:40)/水天宮歌碑
   かなしきは小樽の町よ/歌ふことなき人人の/声の荒さよ



(国道393経由で京極へ)〜16:00